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街の珈琲屋さん通信 #73


今年のブラジルコーヒーは
現地レポート
 今年も、ブラジルから収穫に関するレポートが届きましたので、お知らせします。
 収穫のタイミング  
毎年、収穫を始めるにあたり、生産者はコーヒーチェリーの熟度を目視によって判断し、収穫をスタートします。
 品種や日当たりにより熟度は異なるため、区画ごとのチェックが必要です。逆に農園全体が一度に熟した場合、乾燥場などの処理能力や人手が間に合わなくなってしまうので、完熟時期をずらします。
  コーヒーチェリーは、木の上部から熟すので、下の方とのバラつきがどうしても出てしまいます。チェリーを少しずつ熟したものから手で摘めばいいのですが、ブラジルでは、基本的にそのような収穫方法は、人件費が高く、コストが掛かり過ぎるので使いません。
  熟した頃合いを見て収穫をするのですが、未熟豆が少なくなった時に収穫すればいいというものでもありません。逆にボイヤ(過熟豆)が出来過ぎるのも問題なのです。
  ボイヤは、基本的にナチュラル(自然乾燥)扱いとなり、ウォッシュド(水洗式)に比べて価格が安いので、ウォッシュド出来る豆の割合を計算します。
  目視によって予想をしますが、実際に収穫をするのは、まず区画の中の一部をテスト収穫してからになります。
  写真の通り、この日は熟度チェックするために、一部を手摘みで収穫し、精製にかける作業が行われました。
  ブラジルの一般的なコーヒー農園では、労働者の支払いは歩合制で、1Bags(60ℓ)ごとの値段がある。
  農園によっても、品種によっても収穫の難易度が違うので値段が違う。また、熟度によっても当然実の採れやすさが違うため値段が違います。このように複雑な理由によって価格が決まっています。
一般的に一人の収穫の平均は9Bags(540ℓ)ですが、写真の人は、一日に13Bags収穫し、自慢げに写真に収まっています。
  ちなみに、60ℓから約7Kgの生豆ができるので、540ℓは生豆に換算して約63Kgです。考えてみると、生豆に換算して一日約1俵強しか収穫できない貴重品なのです。
  本日のテスト収穫の結果、未熟豆の混入率が20%でしたので、もう少し収穫時期を遅らせるということになりました。
☆上田正樹さん情報   
アルバム「FINAL FRONTIER」が7月7日に発売されました
  世界に羽ばたく上田正樹さんのジャマイカが誇る世界のリズムセクション SLY & ROBBIEとの久しぶりのセッションが素敵です。
  バックでがんばっている YOSHIE N.さんの成長ぶりも窺えます。
 ◎上田正樹& SLY & ROBBIEが芥屋海水浴場にやってきます
   恒例の「SUNSET LIVE in KEYA」(9月4~6日)の9月5日土曜日に出演されます
   本物のReggaeを体験しましょう
☆the PURE HEART情報
7月25日 福岡市博多区金ノ隈公園 夏まつり 18時~ ゲスト出演
8月1日 筑紫野市東町(音楽ランド事務所の町内) 夏まつり ゲスト出演
8月2日 麻生医療福祉専門学校「オープンキャンパス」ゲスト出演
8月8日 福岡市南区柏原一丁目 夏まつり ゲスト出演
8月29日 福岡市早良区「ももち福祉プラザ」 夏まつり ゲスト出演
10月12日 福岡市東区カフェ「オリジナルスマイル」店内 コンサート
     the PURE HEARTのホームページは http://thepureheart.web.fc2.com/
    みんなで応援しましょう
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| 街の珈琲屋さん通信 | 19:09 | comments(0) |
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