コーヒーとからだのおいしい話
コーヒーに秘められた底力
―「薬食同源」の教えー
今回は、久しぶりに、まじめにコーヒーと健康について、書いてみますね(笑)
豆を煎って、その抽出液を飲むという現在と同様の方法でコーヒーが飲まれるようになったのは15世紀の後半、はじめに飲用したのは、イスラムの僧侶たちだったといわれています。コーヒーは当初からその薬効が注目されており、眠気覚ましや活力を生み出す秘薬として愛飲されていました。
江戸時代の後期にオランダから日本にコーヒーが伝えられたときも、その薬効が注目され、コーヒーの健胃作用や利尿作用、覚醒作用について書かれた文献が残されています。
しかし、数十年前までは「コーヒーを飲むとがんになる」、「コーヒーには中毒性がある」などといわれ、ネガティブなイメージが先行している感がありましたが、現在ではむしろ、健康を維持するための食品として見られるようになっています。たとえば、がんについて言えば、直腸がんや胃がん、食道がんなどの予防に効果があるという報告が多数されています。また、中毒性については、世界保健機構(WHO)がコーヒー(カフェイン)を中毒物から外しています。
コーヒーの薬効成分といえば、みなさんはカフェインを思い浮かべるのではないでしょうか?カフェインは、コーヒーのもっとも特徴的な成分で、コーヒーのほか、お茶やココアなどの植物に多く含まれています。カフェインの効果としては、眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などが広く知られているところですが、これらのほかにも「自律神経の働きを高める」「集中力を高め作業能力を向上させる」「運動能力を向上させる」など、さまざまな薬効があることが明らかになっています。
また、コーヒーの薬効成分として、近年とりわけ注目を集めているのが、クロロゲン酸です。カフェインよりもコーヒーに多く含まれ、コーヒーを焙煎したときの褐色や苦み、香りのもととなっている成分です。
クロロゲン酸が注目を集めている理由は、がんや糖尿病、動脈硬化などの予防にコーヒーが効果があるという研究成果が相次いで報告され、その効果の中心的な役割を担っているのがクロロゲン酸の抗酸化作用だということがわかってきたからです。コーヒー党に肝臓がんが少ないのは、この抗酸化作用のためではないかといわれています。
漢方の世界では「薬食同源」という言葉が使われます。「薬」も「食」も源は同じ、天然のものに源があるという意味で、「健康を保つために毎日の食生活が大切である」ということを説いたものです。健康を保つ上での「薬」としての意味を持っています。人生の楽しみの重要な要素である食を健康維持のために役立てられるのだとしたら、こんなに素敵なことはありませんね。
社団法人全日本コーヒー協会発行「コーヒーとからだのおいしい話」より
街の珈琲屋さんでは、いつも新鮮なコーヒー豆で、お客様をお待ちしていますよ
◎羽仁知治さん情報
街の珈琲屋さん10周年LIVEで素敵なピアノを聴かせてくれた羽仁知治さんですが、
2月23日にWARNER MUSIC INC.から、アルバム「Cafe Standers Piano」HANIが
iTunes Storeでのダウンロード発売されました
残念ながら、現在はダウンロード発売のみなのですが、好評であればCD化も実現できるかも?とりあえず、ダウンロードで愉しんでください。
4月11日~12日は、羽仁さんが所属するLOW RIDERSのメンバーと「音楽で元気を」ということで、福島県いわき市を訪問、支援コンサートをされています。残念ながら余震や停電などで予定通りの活動は出来なかったようでが、気持ちは伝わったと思います。
◎自転車は、ルールを守って楽しく安全に
自転車の走行は、車道が原則、歩道は例外
車道は左側を通行
歩道は歩行者優先で、自転車は車道寄りを徐行
飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトの点灯などの安全ルールを守る
子どもはヘルメットを着用
自転車協会の安全基準に適合した自転車には「BAAマーク」「スポーツBAAマーク」がついています
◎5月4日と5日は、太宰府天満宮へ
毎年恒例になった、太宰府ちびっこカーニバルに今年もthe Pure Heartが出演します。
子供たちが、太鼓やダンスなど、いろいろなジャンルのパフォーマンスを披露します。
参加型のパフォーマンスもあり、とっても楽しく、和気あいあいの雰囲気がいいですね。
その中で、われらがthe Pure Heartは、どんなパフォーマンスを見せてくれるでしょうか?
デンマーク体験を天神様に見てもらいましょう
会場では、誰でもが参加できる「書道体験」や「独楽回し大会」などもありますよ。今年は、何と書きましょうかね?
◎宇佐元恭一さん「ラヂオ少年」
毎週日曜日、FM福岡(80.7)で夜10時から30分間、軽快なおしゃべりで福岡を語る「宇佐元恭一・ラヂオ少年」が楽しい。
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」で有名な宇佐元恭一さんは、修猷館高校から九州大学を卒業してピアノシンガーになった、福岡出身のシンガーソングライターです。そして「雨ニモ負ケズ」がご縁で、岩手県大使でもあります。
そんな宇佐元恭一さんが、発信するラジオ番組をぜひ聴いてみてください。
◎ソフト・アイスクリーム発売
夏場の美味しいデザート「ソフト・アイスクリーム」を発売しています
ソフトクリームでも、アイスクリームでもない、マイルドな口当たりのデザート
味は4種類
「ミルク」「抹茶」「チョコ&バニラ」「ブルーベリー&ヨーグルト」 それぞれ260円で販売
マスターが味見をして決めました
お店で食べるのはもちろん、テイクアウトもできますよ